野口哲哉

Red Man

野口哲哉

「Red Man」


2008年 ミクストメディア

26×30cm

展覧会暦:「The House 展」2008年5月19日〜29日

六本木・日本ホームズ住宅展示場

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「レッドマン」解説

野口哲哉

 前近世、一際目立つ赤い軍装をみだりに使用する事が風紀を乱すとして、朱武具の使用を規制する軍令が各地で頻発されていました。


一部の限られたエリートが主君の許しを得て朱武具で軍勢を統一する一方、「傾き者」と称するアウトロー達は反社会的なステイタスカラーとして朱を独断で使用していました。どちらの場合も社会の平均から逸脱した者による自己顕示の一環です。


現在でも、経済力や御洒落の感覚に自信のある人がステイタスシンボルとして真赤なスポーツカーや洒落た赤い家具を使用します。

時世は違えども、今も昔も変わらぬ平均からの脱却願望は、華やかな色彩の姿を借りて社会のあちこちに表出しています。